このイディオムの意味はご存じ「~するとすぐに」「~するやいなや」ですよね。
例えば、
My son started playing video games as soon as he got home.
家の息子は帰って来るなりテレビゲームを始めた
学校の授業で覚えている人もいると思いますが、
as ... as ~ の ... に入るのは別にsoonでなくても大丈夫ですし、~は節でなくても大丈夫です。
基本的な as ... as ~ の意味は~と同じ位 ... です。
今回はこの「... 」に入る単語を色々変えて色んな表現を見てみたいと思います。
先ずはおさらいとして先程からの例soonの続きです。
as soon as ~ の基本の意味は~と同じ位すぐにです。
ですので、先ほどの例文は「家に着くと同じ位すぐゲームを始めた」となり、
意訳すると「帰って来るなりすぐゲームを始めた」となるのが分かると思います。
次のidiomです。
as soon as possible
基本通り訳すと「可能であると同じ位早く」。
つまり、できるだけ早くですね。
アメリカではよく頭文字を取ってASAP(エイサップ)なんて略して使われたりします。
例文1
I will get this done ASAP.
できるだけ早く終わらせます。
さぁどんどん他の例を見てみましょう。
as good as ~
~と同じくらい良い
~同然です
例文2
The victory is as good as mine.
勝ったも同然だ
mineは「私の物」という意味なので
勝利は私のもの同然つまり「勝ったも同然」という意味になるんですね。
例文3
Your guess is as good as mine.
私にはわからないね。
直訳すると、あなたの推測は私の推測と同じくらい良いですとなりますね。
分からないあなたの推測と同じくらいの推測しかできない、つまり
「わからないよ」とか
「さぁね~」
みたいな意味になるんです。
以下みたいな状況で使われます。
例文4
A : Who do you think will be the next president?
誰が次の大統領になると思う?
B : Your guess is as good as mine.
さぁね~
では次、
as ... as ~is(are) going to be
~の中で最高に...だ。
例文5
The chances are as good as they get.
または
The chances are as goog as they are going to be.
チャンス/確率は(過去、未来を含め)最高に高い
ここの「they」はchancesのことで、chancesがこれから先未来で最高点に到達することがあるならばその高さと同じくらい良い、
と言うことはこれ以上良くなることはないのでこう訳されています。
ここで注意したいのが、「高い」の意味は一般的に言う80%とか90%とかそういう高い可能性の事ではありません。
宝くじなんかを思い浮かべるとよくわかると思いますが、
当たる確率自体は低いですが、今回の一等が特別5本あり、そんな事は今まで1度もなかったし、この先またあるかわからない。なんて時は上の英文がピッタしでしょう。
例文6
A: Are you ready for the test?
テストの準備はできた?
B: Well, I'm as ready as I'm going to be.
ん~、出来るだけのことはしたよ。
上のように訳しましたが、実は日本語に短く訳して全てを伝えるのは結構むつかしいかもしれませんね。
readyとは書いてあるけど、その後のi'm going to beが表しているのは
これ以上勉強を続けても今よりも良い状態にならないだろうなんです。
なので、取りあえず出来ることはやったけど、万全の状態かどうかについては言及していません。
自信満々と言うよりかは頑張って勉強したけど不安が残ると言った時に使われることが多い気がしますが、やりきったから自信あるけど謙遜してるときにも使われますかね。
as … as ever
相変わらず…
例文7
She is as cute as ever.
彼女は相変わらず可愛いなあ。
as long as ~
~と同じくらい長い
例文8
The width is twice as long as the height.
幅は高さの2倍あります。
You can stay here as long as you need to.
ここに必要なだけ居て良いよ。
例をあげればきりがないですが、このようにas … as ~は…に入る単語を変えて色んな文を作れるようになりましょう。
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